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持ち家と賃貸のメリット

2021.8.20
 持ち家と賃貸、どっち派ですか??
という議論はよく見かけますね。
持ち家派からするとマイホームを持つことや老後の安心感などから持ち家といいますし、
賃貸派は住宅ローンを背負う必要がなく自由に引っ越しができることなどから賃貸といいます。
しかしどちらが優れているかは専門家の間でも意見の分かれるところです。
そこで、それぞれのメリットについて解説します。

持ち家のメリット

 持ち家のメリットは「いずれ住宅ローンが終わり資産になるということ」です。
たとえ定年後にわたって支払いが続くとしても、繰り上げ返済することは可能です。
ローンが終わりさえすれば、支払い負担が軽くなるだけでなく、持ち家が一つの資産になる点も嬉しいメリットと言えます。


ローンを支払い終われば完全に自分の家になり、固定資産税や、
マンションの場合は管理費や修繕積立費などを除き、
月々の家賃などの支払いはありませんので、
老後は安心してゆとりのある生活を過ごすことができます。

また注文住宅なら自分のライフスタイルや家族構成を考えた家を建てることができますし、
好みの内装にしたり将来を見越してバリアフリー仕様にしたりするなど、
自分のこだわりで家を建てることもできます。

戸建て住宅の場合はリフォームや二世帯住宅などに建て替えることも可能です。

一般論としてはローン完済後も長く住み続けることで賃貸と比べコストが安く、
戸建て住宅の場合は土地が資産価値を持つのも大きなメリットといえます。

賃貸のメリット

 賃貸のメリットは何といっても住宅ローンを借りる必要が無いことです。
住宅ローンを借りて持ち家を買った場合、
何らかの事情があれば破綻するリスクを背負うことにもなりますが、
賃貸ならこうしたリスクからフリーな状態でいられます。

また固定資産税や各種保険、
建物を維持するための費用や設備の修繕費なども基本的にかからないなど、
家賃以外にかかる費用が少ないことも大きな特徴です。
不動産を所有しない分、
資産価値が下がることを心配する必要もありません。

引っ越しが自由にできるのも賃貸の大きなメリットです
転勤になったり、今の住まいが手狭になったり、
ライフスタイルが変化した場合などもそれに応じて引っ越すことができます。
また土地に拘束されないのも賃貸の特徴です。
長く住んでいると近隣とのトラブルや周辺の環境が変わって暮らしづらくなることがあります。
また給料がダウンして今の家賃が苦しくなる場合もあります。

賃貸なら、こうした人生の変化に応じて自由に引っ越しができます。
これらは何が起こってもなかなか引っ越しできない持ち家と違い、
賃貸の大きなメリットといえます。

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