任意売却
任意売却とは、住宅ローンなどの滞納、延滞、差押えで借入返済ができなくなった際に、債権者である金融機関と債務者であるお客様の合意によって、不動産を売却することをいいます。弊社はその間にたって取りまとめを行う任意売却専門の不動産会社です。お客様が話しづらい金融機関や役所の担当者の方に、担保権抹消、競売の取り下げ、差し押さえ解除の折衝をかわりに行います。 通常金融機関は不動産を競売にかけて債権を回収しますが、競売の申立て費用も最低60万円以上と費用がかかり、幾らで落札されるかわからないことや不買(誰も入札しない)のリスクがある為、金融機関にとっても任意売却をすることのメリットがあるのです。又、お客様にとっては競売で売却されるよりも任意売却をすることによって、一般相場に近い価格で売却することが可能になります。このように、債権者である金融機関・債務者であるお客様双方にメリットがあるので任意売却が成立するのです。
弊社の報酬は抵当権者(債権者)との話合いの中で売却代金の中から宅地建物取引業法(売買代金の3%+6万円(別消費税))に基づいて頂きますので、お客様から直接頂くことはございません。実質費用負担0円です。
任意売却7つのメリット
- MERIT01
- 競売という性質上いくらで落札されるか予測できませんが、任意売却だと相場で売却することができます。
- MERIT02
- 話し合いにより、引越し費用、その他を手当てしてもらうことが出来ます。
- MERIT03
- 自己破産を考えておられる方で、破産費用については、不動産を所有して申し立てるのと、売却をして申し立てるのとでは費用が違います。個人の場合、不動産を所有していると、破産管財人が選任されます。地域の裁判所によって基準が違いますが、破産申立て費用とは別で、裁判所に予納金を数十万円納める事になります。破産をする前に不動産を先に売却することによって、破産費用(同時廃止)を安くすることができます。
- MERIT04
- 一般の不動産と同じように売却活動を行いますので、近隣に事情を知られません。
- MERIT05
- 税金の滞納等を売却代金から多少支払う事が出来ます。※自己破産をしても税金はチャラにならず支払い義務は残りますので任意売却はお得です。
- MERIT06
- 住み続けるプランや買い戻しプランで自宅に引き続き居住して頂くことが可能です。
- MERIT07
- 残った残債務について、金融機関と返済方法の協議ができます。
任意売却の流れ
先久の住宅ローンの支払いが難しくなった場合、もしくは競売開始が決まってからでも、開札期日前日までにお客様と債権者の合意を取り、競売よりも有利な条件で不動産物件を売却することを言います。いわゆる私的整理になりますが、弊社はお客様と債権者の間に入り、抵当権抹消、競売の取り下げを依頼し、お客様・債権者・買受人の納得を取り相場の価格で売却することが可能です。
- STEP01
- 任意売却の相談に関する事は、お気軽にお電話下さい。担当者が任意売却の流れをご説明し、責任を持って対応します。
- STEP02
- 債務関係の調査を行います。債権者からきた通知などお持ちの資料を弊社に提示して下さい。
- STEP03
- 市場価格の調査、販売可能な価格を提示します。お客様からは不動産に係る資料を提供して頂きます。
- STEP04
- 宅建協会が発行している媒介契約です。
- STEP05
- 債権者と任意売却の意向を伝えた後、買主を探します。お客様の事情を考慮した広告活動をしますので、担当者がお聞き致します。
- STEP06
- お客様の担当者が抵当権の抹消同意や差し押さえの取り下げの交渉をします。債権者によっては凛儀にかかる日数がちがいますので、買受人と調整を行います。
- STEP07
- 売買契約書の説明を後々トラブルにならない為にしっかり担当者が説明します。宅建協会が発行している契約書です。
- STEP08
- 賃貸物件の紹介や不要な動産類の処分を弊社がお手伝いします。又引越し資金の建て替えも可能です。
- STEP09
- 抵当権者に売買代金を支払い、その他費用清算を行います。お疲れさまでした。
- STEP10
- お客様の担当者が現在の状況を考慮し、3つの方向性からアドバイスさせて頂きます。
任意売却検討期間
基本的に任意売却は競売の入札日迄可能ですが、抵当権者(金融機関)により方針は様々です。
- 金融機関から督促状や催告書が届きます。支払いの目途が立たないという方は、任意売却を検討し競売回避を模索する時です。
- 債権者が銀行から保証会社・債権回収会社へ移行されます。その後競売の手続きに入りますが、任意売却の申出をすると債権者によっては数ヶ月競売の申立てを待ってもらえる場合があります。出来る限りその間に買受け人を探します。
- 現況調査の為、裁判所から執行官・不動産鑑定士がご自宅にお伺いします。競売入札迄数ヶ月しかありません。
- 残された時間はわずかしかありません。任意売却できる可能性は低いですが、成功事例もたくさんありますので、一度あきらめずご連絡下さい。
- 金融機関から督促状や催告書が届きます。支払いの目途が立たないという方は、任意売却を検討し競売回避を模索する時です。
任意売却終了後の3つの選択
所有者様の現在おかれている立場状況、連帯保証人の有無などを考慮し3つの選択肢をアドバイス致します。
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01
現在収入が生活資金ぐらいしかない、もしくは全くない。又他に資産がなければ、とりあえず5千円から1万円で返済可能です。又、生活に困窮されている場合は無理をして払わず、返済をストップしてください。優先順位として一番大事なのはあなたの生活です。金融機関の返済は一番後回しで考えて下さい。
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02
売却後、残債務が0円又は大幅な圧縮になる為のアドバイスを致します。場合によっては、弁護士に依頼し、交渉の代弁をしていただく選択もございます。交渉する前提として、少しの現金が必要な場合があります。サービサー(債権回収会社)によっては、交渉に柔軟な会社とそうでない会社があります。お客様の現在の立場・資産状況によっては減額できない可能性があります。
※ 安定した収入がある。
※ 他に資産がある etc。 -
03
不動産を売却することによって、個人破産の場合他に資産がなければ同時廃止することができ費用も安く済みます。※オーバーローンの場合同時廃止できるケースがあります。自己破産は選択肢の一つですが、弊社では自己破産をすすめることありません。